第36期竜王戦七番勝負の日程は、2023年10月6日(金)7日(土)の両日、東京渋谷にあるセルリアンタワー能楽堂で第1局がスタート。
約3ヶ月にわたって熱戦が繰り広げられます。
今回藤井聡太竜王に挑戦するのは、同学年の伊藤匠七段です。
(藤井竜王が7月生まれ。伊藤七段が10月生まれ)
これまでは、年上の棋士とばかりタイトル戦を戦ってきた藤井竜王ですが、初めて同年代の棋士と戦うことになります。
藤井竜王が貫禄の防衛を果たすのか、それとも伊藤七段がタイトル初挑戦で初のタイトルを手にするのか、注目の一戦になりますね。
第36期竜王戦七番勝負の日程【2023年】
日程 | 対局場所 | 棋譜 | |
1 | 10月6日(金) 10月7日(土) | セルリアンタワー能楽堂 (東京都渋谷区) | 第1局 |
2 | 10月17日(火) 10月18日(水) | 総本山仁和寺 (京都府京都市) | 第2局 |
3 | 10月25日(水) 10月26日(木) | 旧安川邸 (福岡県北九州市) | 第3局 |
4 | 11月10日(金) 11月11日(土) | 料亭湯宿 銀鱗荘 (北海道小樽市) | 第4局 |
5 | 11月27日(月) 11月28日(火) | ことひら温泉 琴参閣 (香川県仲多度郡) | |
6 | 12月6日(水) 12月7日(木) | 旧本郷家住宅 (秋田県大仙市) | |
7 | 12月13日(水) 12月14日(木) | 信玄の湯 湯村温泉 常磐ホテル (山梨県甲府市) |
※リンク先は一部楽天トラベルを含みます。
中継サイト
タイムテーブル
【1日目】
9時・・・対局開始
10時・・・午前のおやつ
12時30分・・・昼食
13時30分・・・対局再開
15時・・・午後のおやつ
18時・・・封じ手
【2日目】
9時・・・対局再開(封じ手開封)
10時・・・午前のおやつ
12時30分・・・昼食
13時30分・・・対局再開
15時・・・午後のおやつ
持ち時間は各8時間
第36期竜王戦は、平日の対局が多いですね。
ABEMAで中継がある他、中継ブログ(読売新聞オンライン)では、現地の写真と記事を読むことができます。
藤井竜王と伊藤七段の対戦成績
竜王戦が始まる前までの藤井竜王と伊藤七段の対戦成績は、
藤井竜王 2勝 - 0勝 伊藤七段
となっています。
まだ両者の対局数は少なく、2022年に2局対局があり、いずれも藤井竜王が勝利しています。
伊藤七段にとっては、まずは対藤井竜王初勝利が目標になりますね。
藤井竜王と伊藤七段 最近の成績
竜王戦が始まる前(2023年9月20日まで)の二人の最近の成績は、次の通りです(テレビ棋戦は除く)。
2023年9月(20日まで) | 2023年8月 | |
藤井竜王 | 2勝0敗 | 2勝2敗 |
伊藤七段 | 1勝1敗 | 3勝1敗 |
王座戦もある藤井竜王は重要な対局が続きますが、調子は悪くない感じです。
伊藤七段は今シーズンも好調で、2023年9月20日時点で勝数1位(23勝)、勝率2位(0.852)になるなど、記録面でも上位の成績を収めています。(藤井竜王も上位の成績です)
好調同士の一戦、白熱した対局になりそうですね。
小学3年生で対局したエピソードも
藤井竜王と伊藤七段は、小学3年生の時、第9回小学館学年誌杯争奪全国小学生将棋大会の準決勝で対局したことがあります。
この時は、当時の伊藤少年が勝ち、負けた藤井少年は大泣きしてしまったとか。
とはいえ、藤井竜王も伊藤七段も、当時のことはあまり覚えてないみたいです。
羽生九段と森内九段も、少年時代に対局し、プロの大舞台でもしのぎを削る存在になりましたが、藤井竜王と伊藤七段もそういう存在になっていくかもしれませんね。
まとめ
第36期竜王戦七番勝負の日程をまとめると、
- 第1局・・・2023年10月6日(金)、7日(土)
- 第2局・・・2023年10月17日(火)、18日(水)
- 第3局・・・2023年10月25日(水)、26日(木)
- 第4局・・・2023年11月10日(金)、11日(土)
- 第5局・・・2023年11月27日(月)、28日(火)
- 第6局・・・2023年12月6日(水)、7日(木)
- 第7局・・・2023年12月13日(水)、14日(木)
となっています。
フレッシュな顔合わせとなった今期竜王戦。
伊藤七段が藤井竜王の牙城を崩すことになるのか、それとも藤井竜王がものともせず跳ね返すのか、年末に向けて楽しみな対局が続きますね。