将棋コラム

将棋の中学生プロ棋士の記録をまとめてみた

2020年3月9日

学生服の少年が角を手に持つところ

将棋界史上最年少プロ棋士として、今も大きな注目を集めている藤井聡太七段。

中学生棋士としてマスコミでも大きく取り上げられ、将棋に関心を示す人も増えたみたいですね。

そこで、この記事では、過去に将棋界では何人の中学生棋士が誕生したのかをまとめてみました。

中学生でプロ棋士になるというのは本当に驚異的なことなわけですが、過去の歴史を紐解いて、その偉業を再確認してみましょう。

将棋界の中学生棋士

日本将棋連盟が中学生棋士として紹介している棋士は5人います。

※データは2020年3月現在。

加藤一二三九段

生年月日1940年1月1日
プロ入り年月日1954年8月1日(14歳7ヶ月)
タイトル獲得合計8期
一般棋戦優勝回数23回
初タイトル十段
異名1分将棋の神様、神武以来(じんむこのかた)の天才

ひふみんの愛称で知られるレジェンド棋士。独特の語り口で観る者を惹きつけます。現在は引退されています。

谷川浩司九段

生年月日1962年4月6日
プロ入り年月日1976年12月20日(14歳8ヶ月)
タイトル獲得合計27期
一般棋戦優勝回数22回
初タイトル名人
異名光速の寄せ

史上最年少の21歳で名人になるなど一時代を築きました。立ち居振る舞いが流麗で礼儀正しいです。十七世名人資格保持者。

羽生善治九段

生年月日1970年9月27日
プロ入り年月日1985年12月18日(15歳2ヶ月)
タイトル獲得合計99期
一般棋戦優勝回数45回
初タイトル竜王
異名羽生マジック

タイトル七冠独占、永世七冠、通算勝利数歴代1位など、数々の偉業を成し遂げています。十九世名人資格保持者。

渡辺明三冠

生年月日1984年4月23日
プロ入り年月日2000年4月1日(15歳11ヶ月)
タイトル獲得合計25期
一般棋戦優勝回数11回
初タイトル竜王
愛称魔太郎、魔王

弱冠20歳で竜王を獲得後9連覇するなど、現在も将棋界を第一線で引っ張ります。歯に衣着せぬ物言いが魅力です。

藤井聡太七段

生年月日2002年7月19日
プロ入り年月日2016年10月1日(14歳2ヶ月)
一般棋戦優勝回数3回

プロデビューから29連勝、一般棋戦最年少優勝など数々の記録を打ち立てます。今後の活躍が大いに期待されますね。


なお、渡辺三冠はプロデビューが高校1年となるため、中学生棋士ではないという意見もあります(中学3年の時に三段リーグを突破)。

日本将棋連盟では、上記5人を中学生棋士として発表しています。

いずれの中学生棋士も、ものすごい実績ですね。

藤井七段はタイトルを獲得できる?

将棋盤に山盛りになった駒

史上最年少棋士としてプロデビューした藤井七段。

記録もすごいのですが、落ち着いた受け答えが中学生離れしていてとても感心しました。

それまでは加藤九段の14歳7ヶ月が最年少記録でしたが、見事5ヶ月更新。
朝日オープンでも史上最年少で優勝するなど、一般棋戦で優勝を果たし、後はタイトルをいつ獲るのかに注目が集まりますよね。

藤井七段はタイトルを獲ることができるのか、気になる方も多いと思いますが、これまで中学生でプロとなった棋士は、いずれもタイトルを複数回獲得しています。

藤井七段の実力を考えても、タイトルを獲得するのはほぼ間違いないでしょう。

後はそれがいつになるのか、ということだけですね。

ちなみに、タイトル挑戦&獲得の最年少記録は、いずれも屋敷伸之九段が達成していて、

  • タイトル挑戦の最年少記録は17歳10ヶ月
  • タイトル獲得の最年少記録は18歳6ヶ月

となっています。

藤井七段がこの記録を塗り替えることができるのか注目ですね。

追記

藤井七段が第91期棋聖戦の挑戦者に決まりました。
これで17歳10ヶ月と20日でタイトルに挑戦することになり、これまでの屋敷九段の記録、17歳10ヶ月と24日をギリギリで塗り替えました。

まとめ

ということで、過去の中学生棋士についてまとめてみました。

毎年1年間でプロになれる人数は基本4人と決まっているので、将棋のプロ棋士という世界は本当に狭き門です。

中学生棋士になるためには、小学生で奨励会に入会する必要があるので、その若さで将来を決定するというのもすごい決意だと思います。

僕が中学生の時は・・・何も考えてなかったような・・・

今は、強い将棋ソフトが登場しているので、努力次第で誰もが強くなれる土壌が整っています。
今後も若くて強い棋士が次々に誕生するかもしれませんね。

いつの日か、藤井七段の最年少デビュー記録を打ち破る棋士が現れるのかどうかも楽しみです。

そうなると、将棋界もさらに盛り上がっていきそうですね。

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