実戦詰将棋

実戦詰将棋11手詰め【1】広い王様を詰ます

2020年3月6日

実戦詰将棋11手詰め

実戦形式の詰将棋11手詰めの問題です。

手数は少し長いですが、手自体はそこまで難しくないと思います。

空間把握能力(?)が問われるかもしれません。

実戦詰将棋のルール

できるだけ最短手順で詰ます
駒余りOK

問題

問題図:11手詰め
△6一同玉までの局面

攻めの駒は1一にいる馬だけ。
相手玉は広々としていて、一見とっかかりがないようにも思えます。

ただし、持ち駒は豊富です。
この豊富な持ち駒を生かして見事に詰ましてみましょう。

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相手玉は広いように見えますが、7四と9四の地点には逃げられず、見た目ほど広くはありません。
持ち駒の金を惜しみなく投資して、詰み筋を導いてみてください。

こういう広々とした状況で詰ますのは、個人的に苦手だったりします・・・

解答

再掲問題図:11手詰め
△6一同玉までの局面

詰将棋解答

▲5二金△同玉▲4四桂△6一玉▲5二金△7一玉▲6二金打△8二玉▲7一銀△8三玉▲8二金(詰め上がり図)までの11手詰め

詰め上がり図(▲8二金まで)
▲8二金までの局面

初手は▲5二金と捨てます。

7一に逃げるのは、▲6二金打以下早く詰んでしまうので△同玉の一手です。

そこで▲4四桂(途中図)と打ちます。

途中図(▲4四桂まで)
▲4四桂までの局面

盤上が広いので局面を把握しにくいですが、

  • △4三玉は、▲3二銀△4二玉▲5二金
  • △4二玉は、▲5二金△4三玉▲3二銀
  • △4一玉は、▲5二金△3一玉▲3二金

でいずれも詰んでしまうので、△6一玉と広い方へ逃げます。

しかし、金駒が豊富にあるので、7一に打つ銀を残しておくようにすれば後は簡単。

▲5二金△7一玉▲6二金打以下、追い詰めとなります。

手順は長いですが、初手▲5二金~▲4四桂が見えれば、後は難しくないですね。

15手詰めのコースもある

ちなみに、初手▲6二金(変化図)でも詰みとなります。

変化図(▲6二金まで)
▲6二金までの局面

手順を示すと、▲6二金△同玉▲5四桂△同歩▲5三金△同玉▲5四歩△同玉▲5五金△5三玉▲4四馬△5二玉▲5三銀△5一玉▲5二金までの15手詰めです。

これでも勝ちですが、手順が長くなってしまうので11手詰めで詰ましたいところですね。

まとめ

今回の実戦詰将棋は、普通の手がほとんどだったと思います。

相手の王様が広いので、実戦で指していると詰むとは思わないかもしれませんね。

注意深く観察してみると、意外に王様が狭かったということは結構あったりするので、気をつけてチェックしていきたいところです。

持ち駒が豊富な時は、今回のような詰み筋が生じることもあるので狙ってみるのもいいと思います。

華麗に詰ますことができたら、かっこいいですね!

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