将棋コラム

藤井聡太最年少記録一覧まとめ 初タイトルと今後期待される記録は?

2020年7月8日

和室に置かれた将棋盤と座布団

史上最年少で中学生棋士となった藤井聡太プロ棋士。

プロデビューから、いきなり29連勝という華々しい新記録を樹立するなど、次々と新記録や最年少記録を塗り替えています。

藤井さんの活躍に毎日ワクワクしている人も多いと思います。

そこで、今回の記事では、将棋界の主な最年少記録を一覧としてまとめてみました。

また、今後期待される藤井さんの最年少記録についても考察しています。

※一部段位が古い記載もありますが、ご了承ください。

将棋界の主な最年少記録

記録棋士(敬称略)達成時の年齢
四段藤井聡太14歳2か月
五段加藤一二三15歳3か月
六段藤井聡太15歳6か月
七段藤井聡太15歳9か月
八段加藤一二三18歳3か月
九段渡辺明21歳7か月
一般棋戦優勝藤井聡太15歳6か月(朝日杯)
タイトル挑戦藤井聡太17歳10か月20日(棋聖)
タイトル獲得藤井聡太17歳11か月(棋聖)
名人谷川浩司21歳2か月
竜王羽生善治19歳3か月
二冠王羽生善治21歳11か月
三冠王羽生善治22歳3か月
四冠王羽生善治22歳9か月
五冠王羽生善治22歳10か月
六冠王羽生善治24歳2か月
七冠王羽生善治25歳4か月

藤井七段の初タイトルは棋聖? 王位?

和室に置かれた将棋盤と駒台

2020年7月現在、藤井七段は棋聖戦と王位戦のダブルタイトル戦を進行中です。

渡辺棋聖、木村王位とも、将棋界の強者ですが、果たして結果はどうなるでしょうか?

個人的に、藤井七段のあまりの強さに戦慄を覚えるほどです・・・

これまでの初タイトル最年少記録は、屋敷九段の18歳6か月なので、どちらかのタイトルを取れば記録更新となります。

意地と意地のぶつかり合い、死力を尽くした大熱戦となることを期待したいですね。

追記
第91期棋聖戦において、3勝1敗で初タイトル棋聖位を奪取。
17歳11か月で見事最年少タイトル保持者となりました。

最年少二冠王になるかも・・・?

そして、もしも、藤井七段が棋聖と王位の両方のタイトルを奪取となれば・・・

これまでの二冠王の最年少記録は、羽生九段の21歳11か月(王座と棋王)。

これを大幅に更新することになります。

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最年少八段の可能性は?

開始局面の駒が並んだ将棋盤

これまでスピード昇段を果たしている藤井七段ですが、最年少八段の可能性についても調べてみました。

まず、将棋連盟の昇段規定によると、八段昇段の条件は以下の通りとなっています。

  • 竜王位1期獲得
  • 順位戦A級昇級
  • タイトル2期獲得
  • 七段昇段後公式戦190勝

昇段規定 | 日本将棋連盟

これまでの八段の最年少記録は、加藤九段の18歳3か月。

藤井七段は、2020年7月19日に18歳の誕生日を迎えます。

順位戦A級昇級は間に合いません。

竜王獲得も、今年挑戦できたとしても記録更新には間に合いません。

七段昇段後190勝もさすがに無理です。

ということで、唯一残された可能性がタイトル2期獲得ですね。

現在挑戦中の棋聖と王位を一気に獲得となれば、最年少八段の記録を塗り替えることができます。

逆をいうと、このチャンスを逃してしまうと、最年少八段の記録更新は実質不可能となります。

唯一無二のチャンスですね。

ちなみに、タイトル2期獲得による八段昇段は、2018年6月1日に新設された新しい規定。

もしも藤井七段が記録更新となれば、すべての事象は藤井七段の味方をしているようなすごい展開ですね。

最年少名人、最年少竜王の可能性は?

中飛車と居飛車の戦型が繰り広げられる将棋盤

将棋界の二大タイトル、名人と竜王の最年少記録更新についても調べてみました。

まず名人ですが、谷川九段の21歳2か月が現在の最年少記録です。

このまま順調に、毎年順位戦をB級1組昇級→A級昇級、そして名人挑戦となれば、最年少記録更新の可能性が出てきます。

が、どこかで一度でもつまずいてしまうと、記録更新は不可能となります。

毎年昇級、そしてA級昇級後すぐの挑戦が条件となります。

一方で、竜王の最年少記録は、羽生九段の19歳3か月。

これについても、今年(2020年)挑戦者になれれば、記録更新の可能性が出てきます。

ですが、言い方を変えれば今年がラストチャンスなので、今年の挑戦を逃すと記録更新は不可能となります。

追記
第33期竜王戦決勝トーナメント、丸山九段戦で敗退。
これにより、最年少竜王の記録更新は(来期竜王戦の日程が変わらない限り)不可能となりました。

まとめ

藤井聡太 今後の最年少記録の可能性

  • 初タイトル棋聖、王位のどちらかを獲得 棋聖を獲得し達成
  • 最年少八段→棋聖、王位の両方を獲得
  • 最年少二冠王→棋聖、王位の両方を獲得
  • 最年少竜王2020年の竜王戦で挑戦者となればチャンスあり 決勝トーナメントで敗退、更新ならず
  • 最年少名人→毎年昇級、挑戦でチャンスあり

ということで、将棋界の主な最年少記録と、藤井七段の記録更新の可能性について調べてみました。

藤井七段にとって、初タイトル獲得は単なる通過点だと思いますが、付随して最年少記録更新がなるかどうかも、ファンとしては楽しみの一つになっていますね。

さらなる高みを目指して、どこまで登り詰めるのか、これからも注目です。

今後の記録にも目が離せませんね。

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