かなけんシステムの定跡を深掘りする 4四銀・8四飛型の考察
先手から見て△5四歩を突いた形の居飛車穴熊対策として、有力な戦法の一つがかなけんシステムです。 以前の記事で、▲5六銀に△4四歩と角道を止めた場合の展開について、変化の一例を紹介しました。 今回は、△4四銀と銀を上がった場合について、どんな変化が考えられるか、定跡を深掘りしてみたいと思います。 4四銀と出た形は、どちらかというと攻撃的な手だと思います。 展開によって△5五銀~△6六銀と出る手を狙っています。 かなけんシステム 4四銀・8四飛型の考察 それでは、居飛車穴熊対三間飛車の棋譜を見ていきたいと思い ...
三間飛車VS居飛車穴熊対策には、かなけんシステムがおすすめ!
戦型が三間飛車VS居飛車の対抗系になった場合、居飛車側が採用する戦型の一つが居飛車穴熊ですよね。 堅くて遠いイビアナに苦しめられる三間飛車党の人も多いのではないでしょうか。 居飛車穴熊対策にはいろいろなものがありますが、その中の一つがかなけんシステムと呼ばれる戦型です。 この記事では、実戦例を交えながら、かなけんシステムのポイントや魅力について迫ってみたいと思います。 ちなみに、かなけんシステムは5筋の歩を突く形の穴熊に有効です。 (後手番だと5四歩5三銀) ぜひ居飛車穴熊対策のレパートリーを増やしてくだ ...