アマの憧れ！将棋免状の取得方法やメリットについてまとめてみた

アマチュアで将棋を指している人は、大なり小なり「免状が欲しいな」と思うことがあるのではないでしょうか。

特に初段になることができたら、記念として免状を申請したいと思うケースは多いと思います。

将棋指しとして、免状は憧れでもありますよね。

そこで、この記事では、免状のメリット、料金、取得方法、購入方法などについて詳細をまとめてみました。

免状のメリット

将棋の免状を取得することのメリットとは？

ステータスになる

やはり、将棋連盟から公式に「あなたは○段です」と認められたものになるので、持っているだけで誇らしいものがありますよね。

これまでの努力が実を結んだ気持ちにもなるのではないでしょうか。

知人友人が家に遊びに来た時に、立派な額に飾られた免状があったら･･･

羨望の眼差しで見つめられること間違いなしですね！

名人竜王の直筆サインを得られる

免状には、日本将棋連盟会長と、その時在位している名人、竜王の直筆サインが記されます。

印刷ではなく直筆の署名なので、これもまた嬉しいものですよね。

「自分のために名人竜王が書いてくれた」となれば喜びもひとしおです。

1枚1枚丁寧に書かれた免状は、世界に一つだけの宝物ですね。

免状の値段

免状の料金は以下の通りとなります。

段位	値段
初段	33,000円
弐段	44,000円
参段	55,000円
四段	77,000円
五段	110,000円 （四段免状がない場合は148,500円）
六段	275,000円 （五段免状がない場合は330,000円）

参考 免状料金 | 日本将棋連盟

なお、級位者（10級～1級）向けの認定状もあります。

価格は4,400円です。

ただし、こちらは印刷なので取得する意味は薄いかもしれませんね。

でも、日本将棋連盟の認定状なので、あればやる気もアップしそうです。

免状はなぜこんなに高い？

免状の料金･･･正直、かなり高いですよね。

僕自身も、最初見た時はビックリしました。

それだけ免状を価値あるものにしたいということなのかもしれませんね。

また、勝手な推測ですが、あまり安い金額にしてしまうと、申込が殺到してしまい、対応が追いつかなくなるというのもあるかもしれません。

会長、名人、竜王は、忙しい対局の合間を縫って免状に名前を入れてくれるわけですからね。

現状でも、免状を申請する人は多いようですし、バランスが取れているのかもしれません。

どのような文面？

免状に書かれている文面は、段位によって微妙に異なります。

例えば、初段の文面は以下の通りです。

その他の段位の文面や読み方などについては、下記ページを参照してみてください。

参考 免状の文面と意味 | 日本将棋連盟

ちなみにどんな意味か、ざっくばらんにいうと、

「お前さん、よーく頑張ったからこの段位をあげちゃうよ」

と、将棋の神様がいってるんだと思います（＾＾）

免状の申請・購入方法

免状を購入するには、まず申請の権利を取得します。

下記いずれかの方法で、免状を取得したい段位の棋力になるか、試験に合格する必要があります。

将棋ウォーズ
将棋倶楽部24
81道場

脳内カレッジのパワーアップ将棋力トレーニング

将棋世界の昇段コースに合格
NHK将棋講座テキストの認定問題で規定の点数を得る

参考 段級位取得の方法 | 日本将棋連盟

詳しくは、上記日本将棋連盟のページを参照してみてください。

その他にも、将棋会館道場で認定を受ける、各新聞の認定問題を受けるなどの方法があります。

該当の棋力になったら免状の申込

希望する棋力になることができたら、ネット対局の場合は合格番号を取得しましょう。

将棋ウォーズ、将棋倶楽部24、81道場とも、それぞれのサイトに申請フォームがあります。

詳しい内容については、以下の記事を参照してみてください。

氏名やメールアドレスを入力して、合格番号を取得しておきましょう。

その後、楽天やYahoo!ショッピングなどの日本将棋連盟公式ショップから、免状の申込を行います。

申込時、将棋世界に自分の名前を載せることもできるので、『希望する』『希望しない』を選択しておきましょう。

注文時の備考欄で、以下の項目を記入する必要があるので、忘れずに記入を行ってください。

楽天の場合は、最終の確認画面に備考欄があります。

これを忘れてしまうと免状の取得ができないので注意してください。

ちなみに免状を飾る額も一緒に注文することができます。

額があると印象が全然違いますね。

届くまでにどのくらいかかる？

免状の申込をしてから、実際に届くまでには1ヶ月半～2ヶ月くらいかかるようです。

首を長くして待ちましょう。

まとめ

僕自身、免状を手にしたことはないのですが、やっぱりあったら嬉しいものですよね。

日頃応援している棋士が、名人や竜王になったら申請したいと考えるファンも多いかもしれません。

SNSなどでも、免状を取得した人の嬉しい様子がアップされていたりしますが、そういうのを見ると欲しくなりますね。

一生に一度のものだと思うので、免状を手にすることで、より一層将棋に真剣に楽しく取り組むことができそうです。