第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負の日程は、2023年2月5日(日)に、長野県長野市にある長野ホテル犀北館(さいほくかん)で第1局が開催されます。
とどまることを知らない快進撃を続ける藤井聡太竜王が、六冠目を射程に捉えたのは棋王のタイトルでした。
迎え撃つ渡辺明棋王の対策は・・・!?
激戦必至の棋王戦五番勝負の日程、対戦成績、最近の成績、過去の六冠王達成者などについて情報をまとめました。
棋王戦五番勝負の日程【2023年】
日程 | 対局場所 | 棋譜 | |
1 | 2月5日(日) | 長野ホテル犀北館 (長野県長野市) | 第1局 |
2 | 2月18日(土) | 北國新聞会館 (石川県金沢市) | 第2局 |
3 | 3月5日(日) | 新潟グランドホテル (新潟県新潟市) | 第3局 |
4 | 3月19日(日) | 日光きぬ川ホテル三日月 (栃木県日光市) | 第4局 |
5 | 3月29日(水) | 東郷神社 (東京都渋谷区) |
※リンク先は一部楽天トラベルを含みます。
中継サイト
タイムテーブル
9時・・・対局開始
10時・・・午前のおやつ
12時・・・昼食休憩
13時・・・対局再開
15時・・・午後のおやつ
持ち時間は各4時間。夕食休憩はなし。
今期棋王戦も、第5局を除いて土日の対局が組まれています。
渡辺明棋王と藤井聡太竜王の対戦成績
タイトル戦が始まる前までの渡辺棋王と藤井竜王の対戦成績は
渡辺棋王 2勝 - 12勝 藤井竜王
となっていて、藤井竜王が大きく勝ち越しています。
渡辺棋王が1人の棋士にこれだけ負け越すのは珍しいですが、藤井竜王ならやむを得ないですね・・・
タイトル戦で両者が激突するのは、今回で4回目。
- 第91期棋聖戦 3-1で藤井七段(当時)奪取
- 第92期棋聖戦 3-0で藤井棋聖防衛
- 第71期王将戦 4-0で藤井竜王奪取
第71期王将戦で藤井竜王が4連勝で王将奪取して以来、約1年ぶりの対戦となります。
渡辺明棋王と藤井聡太竜王の最近の成績
棋王戦が始まる前(2023年1月31日まで)の二人の最近の成績は、次の通りです。
2023年1月 | 2022年12月 | |
渡辺棋王 | 3勝1敗 | 1勝0敗 |
藤井竜王 | 5勝1敗 | 5勝0敗 |
渡辺棋王は、直近の対局を3連勝と調子を上げてきました。
対する藤井竜王も絶好調。
今年度も勝率8割超えを維持しています。
王将戦とのダブルタイトル戦になるので対局過多は気になるところですが、若いのでそこまでの影響はないかもですね。
渡辺棋王は、棋戦の相性の良さを発揮できるかどうか注目です。
藤井竜王史上二人目の六冠王なるか? 渡辺棋王は10連覇中
挑戦者の藤井竜王が現在進行中の王将戦を防衛し、棋王も奪取すれば、史上二人目の六冠王になります。
(王将戦決着前に棋王奪取でも達成)
これまで六冠王になったことがあるのは、羽生九段ただ一人。
1994年12月に24歳2か月で達成しています。
今回藤井竜王が六冠王となれば、この記録を大幅に更新することになりますね(20歳7~8か月)。
藤井聡太最年少記録一覧まとめ 初タイトルと今後期待される記録は?
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一方で渡辺棋王は、棋王10連覇中です。
これは、羽生九段が持つ棋王12連覇に続く記録。連覇記録を更新していくためにも、負けられない戦いになります。
第48期棋王戦の結果
第48期棋王戦は激戦の末、藤井竜王が3勝1敗で奪取に成功、最年少六冠王に輝きました。
そして、熱戦冷めやらぬ中、両者は名人戦に舞台を移して相まみえます。
名人戦七番勝負の日程【2023年】渡辺明名人VS藤井聡太竜王《最年少名人&七冠王なるか》
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名人戦も大激戦が予想されますね。観る者にとってもワクワクが止まりません。