『三歩持ったら継ぎ歩に垂れ歩』覚えておきたい攻撃テクニック
歩を使った手筋(テクニック)にはいろいろなものがありますが、継ぎ歩と垂れ歩も覚えておきたい手筋の一つです。 今回の格言『三歩持ったら継ぎ歩に垂れ歩』は、持ち歩が三歩あれば継ぎ歩~垂れ歩で攻めの拠点を作ることができるという意味ですね。 そこで今回の記事では、継ぎ歩~十字飛車の実戦例と、継ぎ歩~垂れ歩の実戦例について具体的に見ていきたいと思います。 よかったら参考にしてみてください。 継ぎ歩と垂れ歩の意味 継ぎ歩とは? 意味:相手の歩頭に歩を打ち、同歩と取らせてさらにその歩頭に歩を打つ攻撃の手筋のこと。 垂れ ...
アマ三段が選ぶ初心者におすすめの将棋本5選【入門書】
「将棋を始めよう」と思った時、役立ってくれるのが入門書ですね。 現在、将棋の入門書はたくさん出版されていますが、「たくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない・・・」ということがあるかもしれません。 そこで、 これから将棋を始めたい ルールは知ってるので、その後を勉強したい という方向けに、おすすめの将棋本をピックアップしてみました。 実際に中身を確認して、どんな内容かをお伝えしているので、参考にしてみてください。 羽生善治のみるみる強くなる将棋入門 5ヵ条で勝ち方がわかる リンク 羽生九段監修の入門書 ...
『大駒は近づけて受けよ』先手を取って当たりにすることが大事
角や飛車で王手されると、受けにくいなあと感じることはありませんか? 角の斜めのライン、飛車の利きは強力なので、単純な受けではしのぎきれないケースがあります。 そんな時に役立つ格言が『大駒は近づけて受けよ』です。 大駒は近づけて受けよ 意味:飛車や角は一度近づけてから受けることで、一手稼いだり、守りを強化できたり、メリットが多い。 今回の記事では、 角で王手された時の受け方 飛車で王手された時の受け方 それぞれの実戦例をお伝えしています。 『大駒は近づけて受けよ』角の実戦例 第1図(△5五角まで) 第1図は ...
【将棋】両取りとは? 実戦例もまじえてわかりやすく解説【初心者向け】
今回の記事では、将棋を覚えて間もない方向けに、『両取り』とはなんぞや? を、実際の例もまじえてお伝えしていきたいと思います。 両取りが実現すると駒得となり、わかりやすく局面を優位に進めることができます。 実際の将棋でも両取りを実現できるよう、まずは形を覚えていきましょう。 両取りの意味とその利点 両取りとは? 1つの駒で、2つの駒を取れる状態になっていること。 といっても、将棋はお互いに1手ずつ交代で指すので、両方を一気に取れるわけではないです。 でも、どちらかは必ず取れることになります。 つまりは駒得が ...
藤井聡太棋聖着用のマスクは、福井県小杉織物の涼やか絹マスク
第91期棋聖戦で、見事3勝1敗で棋聖位を奪取した藤井聡太新棋聖。 一挙手一投足が注目されていますが、藤井棋聖着用のマスクも注目を浴びています。 今回の記事では、藤井棋聖着用のマスクについて、メーカー、通販方法など、細かな情報を掲載しました。 どこのメーカー? 藤井棋聖着用のマスクは、福井県坂井市の小杉織物というメーカーが作った『夏用涼やか絹マスク』です。 リンク 絹を使った天然素材のマスクで、通気性、吸湿性、放湿性に優れています。 だから涼しく感じられるんですね。 不織布のフィルター、ノーズワイヤーもある ...
実戦詰将棋7手詰め【7】斜め駒がない場合の詰め筋
実戦感覚を養える詰将棋、7手詰めの問題です。 今回は、端に追い詰めた玉を斜め駒がない場合にどう詰ませばいいか、学べる問題になっています。 実戦詰将棋のルール できるだけ最短手順で詰ます 駒余りOK 問題:7手詰め 問題図:7手詰め 四間飛車VS右四間飛車の一戦から、長手数の戦いとなった終盤戦。 豊富な持ち駒で追い詰め、▲7一銀打の王手に△9三玉と逃げたところです。 もう一枚銀があれば8二に打って簡単ですが、あいにく金しかありません。 後手玉を詰ますにはどうすればいいでしょうか? + ヒント +(クリックo ...
将棋のプロ棋士はなぜ長考するのか? その意味や記録など
アベマやニコニコ動画で、将棋のプロ棋戦が生中継されることも増えてきていますね。 将棋ファンにとっては嬉しい状況です。 プロ棋士の対局姿をリアルタイムで視聴していると、いろいろな発見があると思います。 その中でも、特に観る将の人は「なぜこんなに長考するのか」不思議に思うことがあるかもしれませんね。 そこで、今回の記事では、プロ棋士はなぜ長考するのか? その意味や最長記録、その他の疑問についてまとめてみました。 長考とは? なぜこんなに考えるのか? 長考とは、文字通り長く考えることですね。 プロ棋士は、盤面を ...
終盤次の一手 駒は取られる瞬間が一番働く
将棋の終盤は、先手も後手もさまざまな駒が動き回って、当たりになる駒が複数出てしまうことがあります。 そんな時は、あせってしまったり、半ばパニックになってしまうこともあるのではないでしょうか。 特に飛車や角が当たりになっている時は、攻めるべきか逃げるべきか迷いますよね。 あまり深く考えずに逃げてしまいたくなりますが、ふと立ち止まって思い出したい言葉があります。 駒は取られる瞬間が一番働く この言葉を実践できる終盤次の一手問題です。 問題:終盤次の一手 駒が取られる前に攻めきる 相振り飛車の戦型から終盤戦。 ...
みんなのランキングで推し棋士や好きな戦法を投票してみよう
あなたは『みんなのランキング』を知っていますか? みんなのランキングは、ユーザー参加型のランキング情報サイトです。 一人一人のユーザーが投票して、総合的にランキングが決定されるのが特徴なんですね。 エンタメ関連から生活にまつわることまで、さまざまなランキングが公開されていますが、実は将棋のジャンルでもランキングが公開中だったりします! 実は僕自身も、みんなのランキング公認将棋マイスターとして参加しています。 ということで、今回の記事では、僕が参加している『みんなのランキング』将棋ジャンルについてまとめてみ ...
『振り飛車を一刀両断!右四間飛車エルモ囲い』の書評・レビュー
『振り飛車を一刀両断!右四間飛車エルモ囲い』の書評・レビューになります。 本書は、森内俊之九段推薦、執筆は元奨励会三段の鈴木肇さんとなっています。 また、ソフトによる形勢判断も行っているので、レベルの高い勉強ができるのではないでしょうか? 三間飛車党の僕が本書を買ってみたのは、 右四間飛車エルモ囲いで来られた時の対策を知りたい 後手番の時、石田流で来られたら採用してみたい といった理由からです。 早速内容を見ていきましょう。 『振り飛車を一刀両断!右四間飛車エルモ囲い』主な内容 本書は全6章とコラムからな ...