三間飛車を学ぶ

銀冠

2020/4/7

相振り飛車における銀冠の攻め方

相振り飛車の戦いになった時に、しばしば目にする銀冠。 美濃囲いから発展した囲いで、玉頭に銀を据え、堅いだけでなくその美しさも魅力ですよね。 この記事では、相振り飛車戦で銀冠に組まれた場合の攻め方の一例を紹介したいと思います。 よかったら、参考にしてみてください。 相振り飛車(三間飛車)戦の銀冠の攻め方 端を詰めている場合 それでは、僕の実戦を例に進めてみたいと思います。 相三間飛車の一戦(第1図)。 第1図(△8二玉まで) 後手は銀冠に組んできました。 ここから先手は▲7六銀と上がって銀を攻めに使っていき ...

早石田の出だし

2020/4/7

石田流と早石田の違いとは? 早石田の定跡も紹介

三間飛車の作戦の中に、石田流や早石田と呼ばれるものがあります。 どちらにも石田という名前がついていますが、何が違うのかよくわからないということがあるかもしれませんね。 そこで、石田流と早石田は何が違うのかを見ていきたいと思います。 石田流とは? まずは石田流ですが、初手から▲7六歩△3四歩▲7五歩と進めるものは全て石田流と解釈していいと思います。 石田流の中に、早石田の他、升田式石田流、石田流本組(第1図)、石田流7七角型(第2図)などがあるという感じですね。 第1図(石田流本組) 第2図(石田流7七角型 ...

升田式石田流 美濃囲いを完成させたところ

2020/4/7

升田式石田流 浮き飛車~角交換後の指し方

このページでは、升田式石田流の序盤において、先手浮き飛車(▲7六飛)~後手角交換後の指し方について手順を解説していきたいと思います。 第1図(▲3八銀まで) 具体的には、第1図から △6四歩と突いた場合 △8四飛と浮いた場合 について、どんな指し方があるか追っていきたいと思います。 △6四歩と突いた場合 △6四歩には、先手は▲7六飛(第2図)と浮きます。 第2図(▲7六飛まで) 石田流!という感じの形になりましたね。 ここで、後手は角交換するのが最善です。 もし仮に△6三銀のような手を指すと、先手は▲6六 ...

初手から▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩と進んだ局面

2020/4/7

升田式石田流序盤の定跡 △8六歩の攻め筋に対する応手まとめ

升田式石田流の序盤では、後手から△8六歩とされる変化が気になるところですが、いずれの変化も先手が互角以上に戦えます。ポイントとなる応手や攻め筋を覚えて、升田式石田流をマスターしていきましょう。

石田流の出だし

2020/5/29

石田流の出だしは▲7六歩△3四歩▲7五歩! 注意したいポイントは?

三間飛車の中でも、石田流はその破壊力から人気戦法の一つになっています。 石田流を指しこなせたら楽しいですし、実力アップも間違いなしですね。 石田流を目指す場合、▲7六歩△3四歩▲7五歩と進んだ第1図が基本の出だしとなります。 第1図(▲7五歩まで) ここからは相手の差し手によって対応が変わってきますが、まずは、▲7六歩△3四歩▲7五歩の三手一組から進めていきましょう。 4手目 △4二玉、△6二銀、△5四歩 ▲7六歩△3四歩▲7五歩の後の後手の応手としては、△4二玉や△6二銀が多い印象です。 持久戦指向の一 ...

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