実戦詰将棋

実戦詰将棋9手詰め【1】玉の逃げ道を封鎖する手筋を覚えよう

2020年2月20日

実戦詰将棋9手詰め

僕の実戦で現れた詰め筋を詰将棋形式でお届けしています。

ちょっと難しい9手詰めです。

実戦詰将棋のルール

できるだけ最短手順で詰ます
駒余りOK

問題

問題図:9手詰め
△5三香までの局面

角取りに△5三香と打った局面。
▲1一角成と香を取っても充分ですが、即詰みがあります。

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3手目と7手目がポイント

ちょっと難しいかもしれません。
ちなみに、僕の実戦での差し手は▲1一角成でした(涙)

解答

再掲問題図:9手詰め△5三香までの局面

詰将棋解答

▲3一竜△同玉▲5一飛△4一金▲2二銀△4二玉▲5二金△同金▲3一飛成(詰め上がり図)までの9手詰め

詰め上がり図(▲3一飛成まで)
▲3一飛成までの局面

初手はバッサリと竜を切ります。

△同玉の一手に▲5一飛(途中図1)がポイント。

途中図1(▲5一飛まで)
▲5一飛までの局面

▲5一飛ではなく▲2二銀と打ってしまうと、△4一玉と逃げられ王手は追う手になってしまい詰まなくなります。
飛車を打つことで玉の逃げ道を狭めているんですね。

後手は4一に合駒を打ってしまうと▲2二金で詰んでしまうため、玉の逃げ道を開けつつ△4一金と引きます。

以下▲2二銀△4二玉で一見捕まらないように見えますが、▲5二金(途中図2)が退路封鎖の決め手。

途中図2(▲5二金まで)▲5二金までの局面

△同金と取らせることで、玉の逃げ道を塞いでいることに注目してください。

詰め上がり図は、味方であるはずの金が邪魔駒になっています。綺麗な詰め上がりですね。

▲1一角成でも勝ちだが・・・

ちなみに、差がついている局面なので、▲1一角成(変化図)でも勝ちです。

変化図(▲1一角成まで)
▲1一角成までの局面

時間がない終盤戦で、今回の詰み手順を見つけるのは大変かもしれませんね。

今回の局面では、3一の金がいなければ2二に金駒が打てそうと考えると、竜を切る手が浮かんでくるのかもしれません。
つい香車を取ってしまいたくなりますが、常に詰み筋がないかどうか目を光らせるのは大事ですね。

3手目▲5一飛と打って玉の退路を塞ぐのは覚えておきたい手筋ですね。
他の場面でも使えると思います。

7手目の▲5二金も、その局面になれば見える手かもしれませんが、問題図の局面で読み切るのはかなり大変そうな気がしました。

実戦でこんな綺麗な詰みを発見できたら、テンション上がっちゃいますね。

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