実戦詰将棋

実戦詰将棋9手詰め【2】露骨な攻め

2020年3月1日

実戦詰将棋9手詰め

僕の実戦で実際にあった詰め形を紹介しています。

9手詰めの問題です。

実戦詰将棋のルール

できるだけ最短手順で詰ます
駒余りOK

問題

問題図:9手詰め△2四玉までの局面

居飛車対三間飛車の一戦(便宜上先後逆)。
▲4二銀の王手に△2四玉と逃げたところ。

先手玉も怖い状況ですが、見事即詰みに討ち取ってください。

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初手はちょっと露骨な王手です。

一手違いのギリギリの局面です。

解答

再掲問題図:9手詰め
△2四玉までの局面

詰将棋解答

▲3三銀打△同桂▲同銀不成△同玉▲2五桂△2四玉▲3三銀△2五玉▲2六金(詰め上がり図)までの9手詰め

詰め上がり図
▲2六金までの局面

初手は▲3三銀打。

△2五玉は▲2六金で詰み。
△1三玉は▲2二銀打△1二玉▲2一銀不成△同玉▲2二金で詰み。

よって△同桂と取りますが、以下▲同銀不成△同玉と精算して▲2五桂(途中図)と打ちます。

途中図(▲2五桂まで)
▲2五桂までの局面

同じようでも▲4五桂は詰まないので注意です。

▲2五桂に△4四玉は▲5四竜で詰み。

したがって△2四玉と逃げますが、▲3三銀と打って以下△2五玉▲2六金で即詰みになります。

△2四玉のところ△2二玉でも▲3三銀△1二玉▲2二金で詰みです(こちらも正解)。

詰ませないと・・・

ちなみに、問題図で詰まさずに▲4三竜のような手を指してしまうと、△5五角(変化図)で途端に逆転してしまいます。

変化図(△5五角まで)
△5五角までの局面

以下▲4六歩なら、△3七角打▲同銀△同と▲同玉△8七竜▲2八玉△3七銀▲1七玉△2五桂▲1八玉△2八金まで(難しい)。

まとめ

今回の実戦詰将棋は難しい手はなかったと思いますが、初手は桂が利いている場所に銀を打つという露骨な手なので、ちょっと気がつきにくいかもしれませんね。

普通の詰将棋に慣れてしまうと華麗な手を探しがちで、露骨な王手に目がいかなくなってしまうことがあるので、注意したいところです。
平凡な手が好手であることも多かったりしますよね。

今回の局面、詰むとわかっていればそこまで難しくないかもしれませんが、詰むかどうかわからない局面で詰ますのは、なかなか大変かも?という問題でした。

どんな局面でも詰みを探し出す、鋭敏な感覚を磨きたいですね。

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